夜8時過ぎ、森と牧草地の間の道を車で走っていたら、前方を大きな影が横切りました。
シカです。
大きな2頭の後に、少し体の小さい2頭が続きます。
大人のシカは、軽自動車なんかより、よっぽど大きく感じます。
ぶつかったら、お互い大変です。
止まって!
隣から声が掛かりました。
もう1頭、小さいシカがいました。
先に行った4頭に続こうか・・・立ち止まって、こちらの車のほうをまっすぐ見つめています。
お先にどうぞ。
そう心の中でつぶやいたら、さっと森の中へ消えていきました。
時々、野生生物が住宅地に出てきて大騒ぎ!というニュースが流れます。
たしかに、建物の中にまで入り込んで暴れまくり・・・というのは困りますが、ちょっと騒ぎすぎでは?と思うことも。
捕まえようと追いかけ回したら、そりゃ、相手も暴れるでしょう。
広葉樹林を切り倒して針葉樹を植林し、害獣が里に下りてくるようになったからといって電気柵をめぐらす・・・そんな人間の行いが、彼らの生活の場である森のバランスを乱しているのじゃないかとも思います。
お互いの生活を乱さず共存できる暮らし方が取り戻せたらいいですね。
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